【先取り生活費の予算の決め方】やりくり費は予算が最重要!!
こんにちは。
ころです。
生活費の予算を決める事は、家計管理をするうえでとても重要なことです。
貯金をするための王道の先取り貯金でも、“貯金した後の残り”という予算があります。
あなたは予算を守れていますか?
もし守れていないようなら、予算の見直しが必要です。
今回私がお話するのは、“先取り貯金をした後の残りの予算”ではなく、貯金よりも先に生活費としての予算を決める先取り生活費の予算の決め方。
先取り生活費は、先取り貯金に失敗してしまった人や家計管理初心者さんにとってもおすすめな家計管理です。
先取り貯金が貯金をするための王道とは言え、先取り出来る貯金がなかったり、貯金したはずのお金に手をつけてしまっては意味がありません。
先取り生活費なら必要な生活費を先に確保するので、節約節約!と無理する事なく家計管理が出来ます。
家計管理は長く続けていく事がとても大切なので、無理は禁物。
無理をしない予算を決めることで、ストレスを溜めずに家計管理を続けていくことが出来ます。
先取り生活費の予算の決め方は今からお話しするので、その通りに決めれば大丈夫。
あなたの家庭に合わせたぴったりな予算でやりくりしましょう!
よ〜し!
私も予算を決めるぞ!
先取り生活費って何??という方は、まずはこちらをご覧ください☺️
>>先取り貯金がきつくて出来ない?だったら先取り生活費があるよ!
目次
やりくり費の予算を決めるにあたり、大切なこと
家計管理を続けるためにとても大切なことは、無理をしないこと。
無理のある予算だと、家計管理自体続けられなくなってしまいます。
細々とでも家計管理を続けることで、将来必要となるお金の用意が出来たり、考えなしにクレジットカードを利用した支払いに追われることもなくなります。
無理をしない家計管理は、貯金よりも先に生活費を用意する先取り生活費。
固定された金額がやりくり費の予算となるので、毎月同じような感じで安定したやりくりが出来ることがメリットです。
無理をしないと言っても、必要以上に予算が多すぎるのは問題です。
余裕のある予算にしたら、確かに家計管理はストレスなく続けられます。
でも貯金も必要ですよね?
- 無理をしないこと
- 貯金もすること
この2つのバランスを考えてやりくり費の予算を決めていきましょう。
家計管理者は、続ける事がなによりも大事‼️
なるほど〜。
でもお金を早く貯めたいから、少ない予算にしたいなぁ。
早くお金を貯めたくても、無理をしない
少し頑張れば守れる予算がおすすめだよ!
先取り生活費・やりくり費の予算の決め方
やりくり費の決め方は4パターンあります。
出来そうな方法で予算を決めてくださいね☺️
予算の決め方パターン1 ・現在のやりくり費から、減らせるところを削ってみる
1か月間普通に暮らしてみて、やりくり費として何にいくら使っているのかを把握します。
買った物を細かく記録しなくても、食費•日用品費•美容費など、項目ごとの金額が分かればOK!
後で削れそうなところはないか確認するから、外食が多い方は食費と外食費は別で記録してね!
自分の浪費が多いなぁと感じてる方は
記録する項目に“お小遣い”を作るのもいいね!
- お金を使ったらすぐに
- 家に帰ったら
- 夜にまとめて
- 数日ごとに
- 1週間ごとに
こんな感じでいつでも良いので、使ったお金を
- 紙に書き出す
- アプリに記録する
- レシートを取っておく
など、やりやすい方法で 把握出来るようにしてください。
記録を取りながら1か月間普通に暮らした後、やりくり費としていくら使ってるのか計算してみて下さい。
・・・!?
はなちゃんは、びっくりするほど高かったみたいですね😅
次は、どこか削れそうなところはないか 探してみて下さい。
- 外食費が高いなぁ
- 衣服費に使い過ぎかなぁ
- レジャー費に思ったより使ってるなぁ
など、何かしらあるかと思います。
削れそうなところはあったかな?
削れそうなところしかないよ〜
さすがはなちゃん…
どうでしょう。
ありましたか??
はなちゃんはたくさんあったみたいです😂
たくさん見つかったという事は、それだけ改善する余地があるという事です!
削れそうなところを見つけたら、そこから
“いくらなら減らせそうか”
考えます。
- 外食費に5万円使ってるから、4万円にしてみよう!
- 衣服費に4万円使ってるから、3万円にしてみよう!
- レジャー費に2万円使ってるから、1万5千円にしてみよう!
このような感じで、いくらずつなら減らせそうか考えてみてくださいね。
こんなに減らして頑張れるかなぁ
いきなりたくさん減らすのはダメだよ!
無理のない範囲で、少し頑張れば減らせそうな金額にしてね!
最後に、1か月のやりくり費の合計金額から、減らせそうな金額の合計を引いてみてください。
これを、1か月のやりくり費の予算にして生活してください。
また後でお話するけど、予算の最終決定じゃないから
なんとなくこれくらい?って感じで良いよ👍🏻
予算の決め方パターン2 ・現在のやりくり費から削れるところがない場合
先程のパターン1で、減らせそうなところがない場合。
※もう少しやりくり費を減らしたい方向けです。
減らせそうなところが見つからなくても、少し節約を意識して生活をするだけでもう少し減らせるかも。
このような場合は、1か月のやりくり費の合計金額から、少しだけ引いてみましょう。
- 15万円だから、14万円にしてみる。
- 10万円だから、9万5千円にしてみる。
このように少しだけ引いた金額を、1か月のやりくり費の予算にしてみてください。
先程と同様、最終決定じゃないので “なんとなく” で大丈夫です。
予算の決め方パターン3 ・予算を先に決めてしまう(私の実例)
これは実際に私が行った方法だよ!
私は現在(2023年12月)、1か月のやりくり費を
1日2,000円×日数+予備費として20,000円
1か月の日数が月によって違うので、合計76,000円〜82,000円をやりくり費の予算としています。
やりくり費の決め方パターン3は、私がこの予算に決めるまでの流れです。
私は“普通に生活をした場合、いくら使ってるか”の把握を飛ばしたよ
浪費家でお金を貯めることなく過ごしていたので一刻も早く家計管理を始めたくて、やりくり費としていくら使っているかの把握をとばして、いきなり予算を設定しました。
1か月目
予算12万円
これは完全に “なんとな〜く” です。
1週間3万円くらいかなぁ。
じゃあ3万円が4週分で12万円!!
こんな感じで決めました。
2か月目
予算10万円
1か月目の12万円も、結構節約を意識して生活をしたけど
“もう少し減らせそうだなぁ〜”
と思い、2万円減の10万円に。
3か月目
予算1日3,000円×日数
(31日まである月だったので、93,000円)
何を思ったのか、突然1日3,000円の予算に。
3か月目から、1か月全体の予算を、1週間ごとに分けて やりくりしてます。
4か月目
予算1日2,500円×日数+1日500円×日数の予備費
(30日までの月だったので、90,000円)
1週間ごとに分けた予算で過ごしてみて、毎週必ずあるわけではない出費がある事に気付き、予備費を設定。
お米や子供関係の出費など、毎週必要ではないけど、1か月を通して必要な事に使う予算のこと。
1週間毎の週予算で足りない時の補充にも使うよ!
5か月〜8か月目
予算1日2,000円×日数+予備費20,000円
(30日or31日までの月だったので、80,000円〜82,000円)
4か月目の “1日2,500円×日数+1日500円×日数の予備費” で、ギリギリな予算でした。
でも、1番上の子が中学3年生(現在高校2年生)で、貯金と言えるものが学資保険が3人分(それぞれ150万円ほど)くらいしかなかったので、今後の事を考えてもう少し抑えたい!!
週予算を減らして、予備費をもう少し増やしたい!!
ということで、この予算に。
4か月間、この予算でやりくりしました。
ちなみに、子どもは5人いるよ!
9か月目
予算1日2,000円×日数+予備費15,000円
(30日までの月だったので、75,000円)
1番上の子が高校生になると もっとお金がかかるようになるから、今のうちに更にもう少し抑えた予算に慣れたい!
という事で、予備費20,000円から5,000円減。
無理だったら20,000円に戻せばいいや〜
くらいな軽い感じだったよ!
その後しばらく
1日2,000円×日数+予備費20,000円
(76,000円〜82,000円)
子どもたちの食べる量も増え予算オーバーになることが多く、予備費を20,000円に戻しました。
無理し過ぎず、少し頑張れば守れる予算にしたい!!
現在(2024年6月〜)
1日2,000円×日数+予備費=9万円
物価上昇に負けました😭
何を買うにも高いし、やりくりだけではなんともならず予算オーバーが続いたので、
予算オーバーする金額を考え、毎月9万円の予算に。
守れる予算じゃないと予算を決まる意味がなくなっちゃうもんね💦
予算オーバーが続くと予算オーバーが当たり前になっちゃう。
このような感じの流れで、現在の予算になりました。
実際に決めた予算で生活をしながら家計とのバランスを考え、予算を増減しています☺️
予算の決め方パターン4 ・貯金したい金額に合わせる
予算の決め方パターン④は、先取り貯金と先取り生活費のハイブリッドです。
お給料が毎月同じくらいの金額な方向け。
- 毎月決まった予算で、安定したやりくりが出来る先取り生活費。
- 目標の貯金額を貯められる先取り貯金。
先取り生活費と先取り貯金の良いとこ取りをする方法です。
お給料を頂いたら、固定費と貯金を先に確保する事。
『お給料−固定費−貯金=やりくり費』になります。
例えば、毎月2万円を貯金したいとします。
先取り貯金だと、
「お給料−固定費−貯金2万円=やりくり費」
こうなりますが、
「お給料−固定費−やりくり費=貯金2万円 くらい 」
こう変換します。
毎月貯金できる金額が大体2万円くらいになるようにやりくり費の予算を設定。
固定費って《固定》と名前に付いてるけど、毎月結構変動するんです。
※本当に固定された金額のものだけを 固定費と言う方もいます
光熱費が分かりやすい例です。
冷暖房を使った月の請求額は高くなるけど、過ごしやすい気候の時は安くなる。
このように、毎月支払う金額が違う固定費もあるので、先取り貯金だと毎月のやりくり費の予算がバラバラになってしまうんですね。
家計管理に慣れてる方なら、毎月金額が違うやりくり費でもやりくり出来るかもしれません。
ですが家計管理初心者さんにとっては、毎月予算が違うとやりくりが難しくなってしまいます。
そこで!!
先取り生活費のメリット“毎月決まった金額で安定したやりくり”を取り入れてみると、家計管理初心者さんでもやりくりしやすくなるんです😆
このように、先取り貯金をしつつ、先取り生活費の良いところを取り入れる方法もあります☺️
貯金したい金額だけではなく、やりくり費として必要な金額もよく考えてね💡
貯金したい金額だけを考えてしまうと、やりくり費が“少し頑張れば守れる予算”ではなくなってしまう可能性があるよ。
実際にやりくりをしながら予算を調整していく
予算は決まったかな?
予算が決まったら、予算を守る事を意識して1か月間 やりくりをしてみましょう!
実際に、予算を守る事を意識しながらやりくりをする事で、
- 頑張っても、この予算では無理だ〜
- 今月は予算オーバーしちゃったけど、もう1度頑張ってみよう!
- もう少し節約を意識したら少し予算を減らせそうかも。
- 予算が余ったから、もっと減らそう!
など、色々な発見があるかと思います。
この発見を元に、予算の決め方パターン3 の私の実例のように、算を調整していってくださいね。
無理せず、少しずつ!だよ!!
やりくり費のお金の管理は、ケースに入れると管理しやすいですよ☺️
>>ジップにお金が引っかからない!大きめ家計管理ケースおすすめ4選
やりくり費の予算は少し頑張れば守れる金額で。
予算を守ることに慣れてくると、少しずつ使う金額も減らしていけるようになります。
いきなり理想の予算まで下げるのは無理でも、少しずつゆっくりとなら理想に近付いていけるはず。
今は「絶対無理!」と思う予算でも、いつの間にかその予算内でも生活が出来るようになるかもしれません。
家計管理は “数か月だけ” とかの短期ではないので、無理をしないことが大切✨
きっと、節約はしてるけど無理をしない、理想の予算が見つかるはずです。
“少し頑張れば守れる予算” の先取り生活費で、少しずつ理想の家計にしていきましょう✊🏻
適切な予算が分からない方は、無料の家計相談で予算を一緒に考えてもらうこともおすすめです☺️
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一緒に頑張ろうね!